企業理念
昭和２年（1927年）、東京神田に大森鉄工所を創業以来、まもなく100年の節目を迎えます。この間、時代の変革・要望に対応しながら、三井造船株式会社（現株式会社三井E&S)、石川島播磨重工業株式会社（現株式会社IHI）、日本鋼管株式会社(現JFEスチール株式会社）向け船舶部品の製作へと事業拡大し、主力の溶融亜鉛めっき事業は、JISマーク表示認証取得工場となり信頼の製品づくりに努めてまいりました。現在は、鋼構造物の設計・製造を担う鉄構事業（ISO9001認証取得工場）(特定建設業許可）、アイス缶・冷凍パンの製函自動化事業、産業に欠かせない工業炉設計企画・製造・設置・メンテナンスに至るまで一環して対応するファーネス事業等、お客様ニーズに基づいて業容を拡大深化させてまいりました。
これからは、昨今の課題である、限りある地球資源の有効活用の中で、当社創業以来の「資源を大切にする気持ち」を忘れず、社会貢献に努めてまいります。その中で、インフラ整備で中心的な建材である鉄筋コンクリートの劣化（コンクリートの中性化により鉄錆が起きる）は、大切な資源を短期間で消耗させることが早急の課題でした。当社では、資源の有効活用を模索する中でこの対策の研究・開発を進めた結果、「コンクリート用溶融亜鉛めっき鉄筋」が長期に亘り構造物の安定をもたらすことが証明され、その防錆効果で、より安心できる建材を可能としたのです。又、私ども大森工業株式会社はお客様サービスの向上をめざし鉄構事業部においてもISO9001認証を取得し、品質管理のすべてに国際基準をもって良質な製品づくりに努めております。
最後に、当社のコンセプトである『無限に近い物づくり』を指向し、これからも社会に貢献する企業であり続けるため、東日本及びフィリピンなど海外の拠点を活かしたグローバルな生産活動により『創造するグループ＝大森グループ』のネットワークを構築し、迅速・経済性の効率アップを図り、信頼のノウハウの蓄積、安心できる製品のご提供に日々研鑽してまいりますので今後とも末永く、ご愛顧くださいますよう、お願い申し上げます。
